10月例会レポート

10月20日・本社ヶ丸


台風19号の上陸で県内では幸いにも他県ほどの被害は発生しなかったものの、国道20号やJR中央線等が被災して、 今月の例会には県外組が参加することができません。また百蔵山の予定を本社ヶ丸・清八山に変更しての開催となりました。

 

 

登山道は被災していないだろうか


登山口に通じる林道には沢から押し出した土砂が放置され、一部では林道そのものが流失して台風による爪跡が残ったままです。ここは慎重に沢を渡り、この先の登山道が被災していないかと心配しながらの出発でした。

 

10月下旬とは思えない蒸し暑さで汗が吹き出します。
低い雲が立ち込め展望は望めない、「天気予報では晴れではなかったか」と愚痴をこぼしながら急登に取りつくと一瞬濃いガスが立ち込めたり、明るくなり紅葉が現れたり、幻想的な光景にもなります。

 

山頂までもう少しの所で視界が開ける場所があります。晴れていれば展望を楽しみながらここで昼食にする予定を変更して、狭い山頂を貸し切ることで先を急ぎました。

 

 

登山道は入り口の林道流失以外に台風による被害はなく、帰路清八山のピークを踏み無事下山することができました。キノコが収穫できたものの全行程全く展望の無い蒸し暑い一日でした。キノコを毒味した自称ひだまりのキノコ博士Sさんが中毒にならなかったのを良として、来月に期待しましょう。

 

 最も天気が安定するはずのこの時期でもスッキリした青空になりません。夏、秋ともに不完全燃焼のままで冬になってしまったのでは先の短い小生には寂しすぎます。被災地の一日も早い復興をお祈りしながら、出来が悪い紅葉をもう少し追いかけてみます。(ひ)

2019年10月24日