9月27日・三ッ峠山
4月ウイルス感染拡大による外出自粛要請を受け中止とした人気の三ッ峠山、当日は朝から深いガスで時折日が差したと思えば雨も降る、天気は正にひだまり女性陣の心そっくりで、前日までの天気予報に悩みながらの開催となりました。

朝から蒸し暑い~。辺り一面がガスに包まれ神秘的雰囲気の中で登山口にあるダルマ石に一礼して信仰の霊山に入って行きました。
1時間ほどで晴れていればこのルートで最初に富士山が眺められる股のぞきに来ました。お立ち台に立ってのぞいているのはIさん、千里眼の異名を以てしても今日の富士山は見えません。
それにしても蒸し暑い、噴き出す汗を拭いながらこの後の急な登山道を登って行きました。


このコース一番の見どころの八十八大師では、悟りを開いた弘法大師にあやかろうと合掌してみたものの真剣にお参りしない仲間にはご利益などあろうはずがありません。


この山は山岳信仰のメッカであるとともにロッククライマーにとっては訓練の場でもあります。多くのクライマーの練習風景を眺めながら、山頂までもう一踏ん張りです。

御坂から入山した平均年齢80歳超のグループやボランティア活動に参加した仲間は先に山頂に到着しており、久しぶりの再会に話題は尽きません。
その内に登頂を歓迎するかの如く青空が広がるではないですか、山頂での楽しい語らいの時間はあっという間に過ぎていきました。


御坂からの入山組に別れを告げ、下山に向かうと駐車場到着直前に大粒の雨が降ってきました。この雨はほんの局地的だったようです。
年々体力の衰えを感じる・・登山できるのも70歳までか・・歳には勝てない・・最近はこんなぼやきが多く聞こえてきますが、今日久しぶりにお会いしたIさん、Hさんのはつらつとした姿に触れ「まだまだ行けるゾー」と勇気をもらったのではないでしょうか。コロナ禍での沈滞ムードを吹き飛ばした一コマでした。
ウイルス感染に気をつけながら、また来月お会いしましょう(ひ)